こんにちは。当ブログ管理人の「ネジ君」です。
WROのミッションを攻略するうえで、言語の選定は一つの課題と考えています。
C言語?python?使う言語は様々でしょうが、WROロボミッションで最もユーザーが多いのはEV3マインドストームのソフトウェアではないでしょうか。
2020年にspikeprimeがリリースされてからもう5年が経とうとしています。spikeは大会でもちらほら見かけますが、大会の上位を飾っているのはEV3ユーザーがほとんどです。
EV3ユーザーでCやpythonを使って結果を残している選手もいますが、ここではEV3マインドストーム標準ソフトウェアに限定して話していきます。
カスタムブロックとは
さて、EV3マインドストーム標準ソフトウェアを使用している方でカスタムブロックをご存じでしょうか。
もう今ではカスタムブロックを使うのが当たり前、、、、、、という認識の方が多数派なのかもしれません。
私自身が現役時代(6年前)に知った時は衝撃でした。
カスタムブロックとは、EV3標準ソフト内でカスタム(改造)することで、センサーなどの拡張的な機能を使えるようにしたブロックの事。
カスタムブロック導入方法
カスタムブロックの導入には大きく分けて2パターンがあります。
・オープンソースのev3bファイルを入手する
・自身でev3bファイルを作る
オープンソースのブロックを使う
オープンソースのカスタムブロックを導入するにあたって、元となる.ev3bファイルを入手する必要があります。
方法①OFDL等のチームが配布しているブロックを導入する
この方法が最も簡単で、すぐにカスタムブロックを導入できる方法です。
台湾で活躍するチームOFDLが独自に開発したブロックです。
PIDやHSL、加減速まで簡単に行えてしまうためユーザーが多い。おすすめです。
方法②Githubを活用する
Githubにはev3bファイルの元となるファイルがごろごろ転がってます。
たとえば、こちらの元ファイルをダウンロードしてみましょう。
https://github.com/dlech/EV3-G-Blocks
サイトにアクセスすると、「code」をクリック。
一番下のDownload ZIPからzipファイルのダウンロードを行ってください。
フォルダ内にもう一つフォルダがあるため、こちらをzipファイルに圧縮してください。
ここまで来たら、拡張子をev3bに書き換えて終了です。
ev3bの導入方法は、ブロックインポートウィザードでハイテクニックカラーセンサーを導入するのと同じなので、初歩的な説明は本記事では端折らせていただきます。
自身で作る
実は、自身でカスタムブロックを編集・作成ができてしまいます。
1.次のサイトからデベロッパーエディションのソフトウェアをインストール
2.インストールしたソフトウェアを開いて、編集したいブロックをダブルクリック
3.次のような画面になり編集が可能となります。
最後に
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
要望があればカスタムブロックについてもっと掘り下げてお話しようと思います。
これからもよろしくお願いいたします。